本屋大賞2017を受賞した恩田陸さんの本で好きな本
しばらく活字からは離れていましたが、とある日コンビニのレジ台でこんな文字を発見。
『本屋大賞2017受賞作品!』
あ、本屋大賞決まったんですね。
何やらえらい乙女ちっくな装丁だなぁ…
(多分色合いと蜂蜜っていう言葉のせいでハチクロを連想した。あ、ハチクロ読んだことないよ。
え、恩田陸?
陸さんの本でそんなに評判いいなら読んでみようかな…
(お前その前に色々やることあんだろ
ということで読むか読まないかわからない受賞作を買う前に恩田陸さんの本ですんげえ!と思った本と自分を郷愁に浸りながら振り返ります。(批評は無し
1.木曜組曲
陸さんの本で初めて手に取った作品。
これを読むまで小説もミステリーもろくに読んだことなかったのでこんなに引き込まれる本があるのか!と驚きました。
それと陸さんの本は食事のシーンが多くてその描写が素敵だからお腹が空いてたまらん。
映画化もされてるとのことで映画も見てみましたがそちらはいまいちピンとこず。
陸さんの作品で映像化されてるものは評判が……賛否両論です。
2.蒲公英草紙 常野物語
初め読んでる時はワルツのような心地なのにラストで激流に巻き込まれたかのような衝撃を受けます。(あ、これ比喩になってない
陸さんの作品の中で1番号泣した作品。
記憶が朧気なのでもう一度読み直してぇ…
3.Q&A
これはもう読み進めれば読み進めるほど鳥肌が立ちます。誰かに見られてるような感覚が視界の隅まで研ぎ澄まされて、日常生活に多少の影響を及ぼします。
何度後ろを振り返ったことか…
最近になってよく、某まとめサイトの意味がわかると怖い話とか読んだりしますが(怖がりのくせに読んでまう)それにとっても近い気がする。
4.ライオンハート
上の三冊のどれにも当てはまらない、新しい感覚のラブストーリー。
あっちいったりこっちいったり忙しい展開について行くの必死だけども感動必至。
映像化するならこれをしてほしい!と思うけどやはり相当ハードル高そうです。
関係ないけど米映画の「クラウドアトラス」を見たときこのライオンハートを思い出したのだけど…私だけか。
あの映画のベン・ウィショーが出演してるパートだけ切り取って一個の映像にしたい…
(脱線…
これ、陸さんのwikiを見ながらああ、こんな作品もあった!とかこれ読み返したい!とか思いながら書いてますが、最近どっぷり読書したのは能町みね子さんの「逃北」(電車好きにはおすすめ!)と「雑誌の人格」だけな私は短編集から始めた方が良さそうです。